

厚生労働省としては「介護職員の資格要件について、将来的には介護福祉士を基本とする」という方針を打ち出しており、介護職員になるためには介護福祉士が必修資格となる予定です。
■『介護福祉士資格取得ルート一元化への方針』 厚生労働省は2012年4月施行予定で「介護福祉資格取得ルートの一元化」構想を進めている。介護職に求められるケアサービスの変化に伴い質の向上を目指すのが狙いである。改革の目玉は『介護福祉士』を目指す介護従業者は全て国家試験が義務付けられる点と実務経験者は勤続3年以上で自動的に国家試験を受験できたが、養成課程600時間(通信教育で1年以上2009年度導入予定)が義務付けられるようになる。さらに、介護保険法で2007年4月より「介護職員基礎研修(500時間)」が始まる。また、養成校などでの教育時間は1650時間から最低1800時間以上に引き上げられる。
■介護福祉士取得ルートはこう変わる!! (1)介護従業者⇒3年の実務経験+養成課程600時間⇒国家試験(2013年1月より予定)⇒介護福祉士 (2)介護従業者⇒介護職員基礎研修(500時間)⇒2年の実務経験⇒国家試験(2013年1月より予定) ⇒介護福祉士 (3)ヘルパー1・2級研修⇒3年の実務経験+養成課程600時間⇒国家試験(2013年1月より予定)⇒介護福祉士 (4)ヘルパー1・2級研修⇒介護職員基礎研修(500時間)⇒2年の実務経験⇒国家試験(2013年1月より予定)⇒介護福祉士 (5)介護福祉士養成施設(1650時間⇒1800時間以上2009年度より導入予定)⇒国家試験(2013年1月より予定)⇒介護福祉士
 ※1 介護職員基礎研修後の実務経験より1年多い。 ※2 介護職員基礎研修最長よりも100時間多い。 ※3 介護職員基礎研修はヘルパー1・2級取得者・実務経験1年以上で研修時間数に各々軽減措置があります。
■介護職員基礎研修<各資格別の研修時間>
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ヘルパー1級 |
ヘルパー2級 |
無資格者 |
実務1年未満 |
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350時間 実習140 講義・演習210 |
500時間 実習140 講義・演習360 |
実務1年以上 ※1 |
60時間 実習0 講義・演習60 |
150時間 実習0 講義・演習150 |
300時間 実習0 講義・演習300 |
現行資格取得 |
230時間 実習84 演習62 講義84 |
130時間 実習30 演習42 講義58 |
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ヘルパー1級修了には、講義・演習146時間と実習84時間の合計230時間、ヘルパー2級修了には、100時間と30時間の合計130時間となりその差は100時間なのに対し、基礎研修のほうの免除は実務経験1年以上で90時間となっています。という事は今のうちにヘルパー2級を取得して実務を1年積んでおいたほうが得ということになります。 (※1……1年以上の実務経験として認定されるのは、実際に働いた就労日数(有給休暇等はのぞいた実稼動日数)180日以上、介護事業者などでの就労期間(実際に在籍した期間)365日以上となります。)
当分の間は訪問介護員養成講座も介護員基礎研修と併用して実施される予定ですが、ヘルパーの資格にみでは介護職に就けなくなるのは確実です。今のうちに、ヘルパー2級を取得し、実務経験1年以上を確保し介護職員基礎研修の際、講義、実習の免除の対象になるのが介護福祉士をめざす近道になります。 |